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第一次世界大戦では、国体が瓦解したドイツ・オーストリアなどの敗戦国はもちろん、イギリス・フランスなどの戦勝国も戦費負担と国土の荒廃により著しく疲弊し、国際協調と軍備競争抑止を求める機運が高まった。そこで、ウィルソン米大統領の十四カ条の平和綱領で唄われた国際平和機構構想が、ベルサイユ条約の「国際連盟憲章」に取入れられ国際連盟が発足、日本はイギリス・フランス・イタリアと共に常任理事国となった。ロシア革命直後のソ連と敗戦国ドイツは当初加盟が認められず、また提唱国にして最強国のアメリカは国内モンロー主義派の反対により加盟を見送るなど、国際連盟は発足当初から重大な機能不全を抱え、実際に第二次世界大戦抑止にほとんど貢献することはなかった。