日本史年表へ戻る
日清戦争で日本に惨敗した清に列強が一斉に襲い掛かった。宣教師殺害事件を口実にドイツが山東半島の膠州湾を租借したのを皮切りに、ロシアは旅順・大連を、アヘン戦争で香港を割譲したイギリスは香港に連なる九龍半島と山東半島東端の威海衛の租借を認めさせ、日本は台湾防衛のため対岸の福建省を他国に渡さないことを清政府に約束させた。フィリピンの植民地化などに忙殺され中国進出に出遅れたアメリカは、国務長官ジョン・ヘイが列強に対して清の門戸解放、機会均等、領土保全を提唱して中国進出への意欲をみせた。