下総関宿藩士で和泉伏尾新田代官の鈴木由哲の嫡子に鈴木貫太郎が出生、幼少期に関宿に転居

鈴木貫太郎が海軍兵学校（14期）卒業

鎮台制を師団制に改編

大日本帝国憲法発布

山本権兵衛が西郷従道海相のもと海軍省大臣官房主事に就き海軍の分離独立改革を断行

日清戦争準備の作戦会議、伊藤博文首相が川上操六（陸軍）・山本権兵衛（海軍）の開戦論を採用

海軍軍令部設置

朝鮮で甲午農民戦争、日清両軍が朝鮮へ派兵し一触即発

日清戦争勃発、鈴木貫太郎は水雷艇艦長として威海衛攻略で活躍

下関条約で日清戦争終結、朝鮮（李朝）が初めて中国から独立しソウルに独立門建立

山本権兵衛が海軍省軍務局長就任

三国干渉～露仏独が日本に遼東半島返還を要求

台湾総督府設置

列強による清の植民地争奪競争が激化

鈴木貫太郎が海軍大学校（1期）卒業

鈴木貫太郎がドイツ駐在

北京議定書調印

ロシアが日本に韓国中立化構想を提案、日露協商派と対露強硬派が対立

第一次日英同盟協約締結

ロシアが満州撤兵不履行、日露協商（満韓交換論）交渉決裂

仁川沖海戦

日露戦争開戦、鈴木貫太郎は主力戦艦「春日」副長・第五駆逐隊司令として活躍

秋山真之が第一艦隊兼連合艦隊先任参謀に昇進し東郷平八郎司令官のもと作戦立案を担う

伊藤博文が金子堅太郎を対米工作に派遣

第一次日韓協約締結

遼陽会戦

旅順攻略

血の日曜日事件～ロシア革命が始まる

奉天会戦

日本海海戦

ポーツマス条約調印

帝国国防方針において海軍が「八八艦隊」建造計画を決定

伊藤博文がハルビン駅頭で朝鮮人に射殺される（享年68）

鈴木貫太郎が海軍水雷学校長就任

伊藤博文暗殺を機に軍部・対外硬派が韓国併合を断行、韓国統監府を朝鮮総督府に改組し軍政を敷くが民生向上により義兵運動は沈静化

孫文ら辛亥革命が南京に中華民国を樹立し北洋軍閥・袁世凱の反旗で清朝滅亡

明治天皇が崩御し大正天皇が即位

鈴木貫太郎が第二艦隊司令官・舞鶴水雷司令官を歴任

第一次山本権兵衛内閣（薩摩・海軍）発足、斎藤実が海軍大臣就任

鈴木貫太郎が海軍省人事局長に栄転

シーメンス事件、第一次山本権兵衛内閣が退陣し山本および斎藤実海相が予備役編入

第二次大隈重信内閣（同志会）発足、八代六郎が海軍大臣就任（加藤友三郎に途中交代）

鈴木貫太郎が海軍次官に昇進

第一次世界大戦勃発、世界的物資不足のなか日本は特需景気を満喫

大隈重信政府が日英同盟を名分にドイツに宣戦布告し南洋諸島・山東省青島を占領

パナマ運河開通

大隈重信首相・加藤高明外相が袁世凱の中華民国に「対華２１カ条要求」を宣告

寺内正毅内閣（長州・陸軍）発足、加藤友三郎が海軍大臣就任

イギリスの強要により日本海軍の艦隊が地中海へ出動

鈴木貫太郎が練習艦隊司令官就任

レーニンらボルシェヴィキがロマノフ朝ロシアを滅ぼし世界初の社会主義政権を樹立（ロシア革命）

秋山真之死去

シベリア出兵

原敬内閣（政友会）発足、加藤友三郎が海軍大臣就任

第一次世界大戦終結

鈴木貫太郎が海軍兵学校校長に就任

パリ講和会議・ベルサイユ条約で第一次世界大戦の講和成立（日本全権は西園寺公望・牧野伸顕）

国際連盟が発足し日本は英仏伊と共に常任理事国に列す

鈴木貫太郎が第二艦隊司令長官就任

バーデン・バーデン密約～永田鉄山ら陸軍中堅幕僚の策動が始まる

高橋是清内閣（政友会）発足、加藤友三郎が海軍大臣就任

アメリカの工作により日英同盟が廃棄となる

加藤友三郎海相・幣原喜重郎駐米大使がワシントン海軍軍縮条約調印を断行

鈴木貫太郎が第三艦隊司令長官就任

陸軍長州閥を築いた山縣有朋が政敵の伊藤博文・大隈重信・板垣退助や子飼の桂太郎・寺内正毅の誰よりも長寿を保ち84歳で死去

加藤友三郎内閣（海軍）発足、加藤首相は海軍大臣を兼務（財部彪に途中交代）

加藤友三郎首相が日本軍のシベリア撤兵を断行

鈴木貫太郎が呉鎮守府司令長官就任

関東大震災

加藤友三郎死去

第二次山本権兵衛内閣（海軍）発足、財部彪が海軍大臣就任

虎ノ門事件

清浦奎吾内閣（貴族院）発足、村上格一が海軍大臣就任

鈴木貫太郎が第一艦隊司令長官兼連合艦隊司令長官就任

加藤高明内閣（憲政会）発足、財部彪が海軍大臣就任

普通選挙法制定

鈴木貫太郎が海軍軍令部長（のち総長へ改称）就任

第一次若槻禮次郞内閣（憲政会）発足、財部彪が海軍大臣就任

大正天皇が崩御し昭和天皇が即位

ジュネーブ海軍軍縮会議

田中義一内閣（長州・陸軍・政友会）発足、岡田啓介が海軍大臣就任

永田鉄山らが陸軍内に「二葉会」を結成

鈴木貞一・石原莞爾らが陸軍内に「木曜会」を結成

陸軍中央で「満蒙領有」方針が現れる

蒋介石の国民革命軍が張作霖（日本の傀儡）の北京政府を打倒し北伐完了

張作霖爆殺事件（満州某重大事件）、陸軍中堅幕僚の暴走が始まる

張学良が奉天軍閥を承継、関東軍と対立し「満州問題」が深刻化

石原莞爾が関東軍作戦参謀に就任

鈴木貫太郎が予備役となり侍従長兼枢密顧問官へ転任

永田鉄山の二葉会に木曜会が合流し「一夕会」が発足

濱口雄幸内閣（民政党）発足、財部彪が海軍大臣就任（安保清種、濱口雄幸に途中交代）

軍部や松岡洋右満鉄副総裁の扇動で「満蒙生命線論」が興隆

世界恐慌始まる、軍需主導で日本経済は1934年に回復

農産物価格が暴落し農家が大打撃を受ける

幣原喜重郎外相と海軍条約派がロンドン海軍軍縮条約調印を断行

鳩山一郎・犬養毅ら政友会が統帥権干犯問題を引起し東郷平八郎・伏見宮博恭王を担ぐ艦隊派（軍拡反米英派）が海軍主流となる

濱口雄幸首相銃撃事件

山本五十六が海軍航空本部技術部長に就任し航空兵力拡充を推進

第二次若槻禮次郞内閣（民政党）発足、安保清種が海軍大臣就任

永田鉄山軍事課長ら「五課長会」が「満蒙問題解決方策の大綱」を決定し関東軍へ「1年間の隠忍自重方針」を通達

中村震太郎大尉殺害事件、万宝山事件、陸軍首脳が武力解決を決意

関東軍参謀の石原莞爾・板垣征四郎らが柳条湖事件を起し満州事変勃発

朝鮮駐留軍の林銑十郎司令官が独断で越境増援、若槻禮次郞内閣が追認

軍事費の急増が始まる

新聞各紙の満州事変礼賛報道で好戦ムードが蔓延

石原莞爾ら満州事変首謀者が「満蒙問題解決案」を策定

若槻禮次郞内閣が満州国建国方針を決定

犬養毅内閣（政友会）発足、一夕会系の荒木貞夫が陸相就任、大角岑生が海軍大臣就任

関東軍が満州全域を制圧

第一次上海事変

軍拡反米英派（艦隊派）首領の伏見宮博恭王が海軍軍令部長（総長へ改称）就任（～1941）

血盟団事件

満州国建国

国際連盟が満州国にリットン調査団を派遣

上海天長節爆弾事件

五・一五事件～海軍将校が武装蜂起し犬養毅首相を殺害（享年77）政党内閣が終焉

斎藤実内閣（海軍）発足、岡田啓介が海軍大臣就任（大角岑生と途中交代）

斎藤実内閣が満州国を承認

松岡洋右首席全権が国際連盟総会で脱退劇を演じ斎藤実政府は満州撤退勧告を拒否

永田鉄山・統制派と小畑敏四郎・皇道派の対立が始まる

塘沽停戦協定締結

「海軍の父」山本権兵衛が死去（享年81）

東郷平八郎死去

林銑十郎が陸相に就任し永田鉄山ら統制派が陸軍中央を掌握

岡田啓介内閣（海軍）発足

中国共産党の紅軍が長征を開始、毛沢東が実権を掌握

統制派が『陸軍パンフレット』刊行

日本経済が世界恐慌前の水準に回復、軍需主導で更なる高度成長が続く

天皇機関説問題、国体明徴運動

陸軍統制派の首領永田鉄山が殺害される（相沢事件）

ナチス・ドイツが再軍備を宣言

二・二六事件、鈴木貫太郎が銃弾3発を浴びるが一命を取留める

広田弘毅内閣（外務官僚）発足～軍国主義化が一気に加速

軍部大臣現役武官制が復活

鈴木貫太郎が侍従長を辞任（枢密顧問官は留任）

日独防共協定調印

広田弘毅内閣が「北守南進政策」を決定

ワシントン・ロンドン海軍軍縮条約廃棄

永野修身海相の引きで山本五十六が海軍次官就任（～1939）

鈴木貫太郎が男爵を受爵

林銑十郎内閣（陸軍）発足

第一次近衛文麿内閣（公家・外相広田弘毅）発足～亡国の貴公子登場

盧溝橋事件で日中戦争が始まる

日中戦争不拡大を説く石原莞爾が失脚し華北分離を主張する武藤章・田中新一ら統制派が陸軍中央を掌握

近衛文麿内閣の増派決定で日中戦争拡大

日本軍が北京・天津・上海を攻略（第二次上海事変）

石原莞爾の停戦案を近衛文麿首相と陸軍統制派が拒否

大本営設置

日本軍が国民政府の首都南京を占領

日本軍が武漢三鎮を占領するが蒋介石の国民政府は重慶へ退避

近衛文麿首相がトラウトマンの日中戦争和解案を拒絶

近衛文麿首相が「国民政府を対手とせず」と発表（第一次近衛声明）

国家総動員法公布～軍国主義化の決定打

近衛文麿首相が「東亜新秩序声明」～欧米を激しく挑発

平沼騏一郎内閣（右翼・司法官僚）発足

ナチス・ドイツから日独伊三国同盟の提案を受ける

ノモンハン事件勃発

天津事件、アメリカが日米通商航海条約破棄を通告

独ソ不可侵条約調印

阿部信行内閣（陸軍）発足

山本五十六が連合艦隊司令長官兼第一艦隊司令長官就任

ドイツ軍がポーランド侵攻、英仏が独に宣戦布告し第二次世界大戦勃発

米内光政内閣（海軍）発足

日本が汪兆銘を擁立して南京に中華民国政府を樹立

鈴木貫太郎が枢密院副議長就任

第二次近衛文麿内閣（公家）発足（松岡洋右外相・東條英機陸相）

アメリカが対日屑鉄輸出を全面禁止、ＡＢＣＤ包囲網による経済封鎖が本格化

「バトル・オブ・ブリテン」でイギリスがナチス・ドイツの本土上陸作戦を阻止

近衛文麿内閣が日独伊三国同盟を決定し英米が正面敵となる

日本軍が北部仏領インドシナへ進駐し南進政策始動

近衛文麿首相が大政翼賛会を結成し総裁就任

海軍の出師準備発令

最後の元老西園寺公望死去

岡敬純・石川信吾ら対米強硬派が海軍を完全掌握し海軍国防政策委員会を設置

伏見宮博恭王に代わり永野修身が海軍軍令部総長就任

松岡洋右外相がスターリンを訪問し電撃的に日ソ中立条約調印

野村吉三郎駐米大使の日米和解交渉が松岡洋右外相の妨害により停止

独ソ戦開戦

第三次近衛文麿内閣（公家）発足、松岡洋右外相を放逐

関東軍特種演習～対ソ連開戦に備えた関東軍増強

南部仏領インドシナ進駐開始

アメリカが対日石油輸出全面禁止

御前会議で「帝国国策遂行要領」を定め対米開戦決意

東條英機内閣（陸軍）発足

アメリカの最後通牒（ハル・ノート）で日米交渉が決裂し御前会議で対米開戦決定

ナチス・ドイツ軍がモスクワ攻略に失敗し後退が始まる

日本海軍の真珠湾攻撃・陸軍のマレー侵攻で太平洋戦争勃発

日本軍が香港・マニラ・シンガポールを攻略

日本軍がインドネシア全域を占領し石油供給源を獲得（シーレーン断絶で宝の持ち腐れとなる）

ミッドウェー海戦で日本海軍大敗

スターリングラード攻防戦でソ連軍がドイツ軍を撃退

日本軍がソロモン沖海戦で敗北しガダルカナル島撤退

山本五十六連合艦隊司令長官が撃墜死

ムッソリーニのイタリアが早々に連合国に降伏

米英中が「カイロ宣言」発表

小磯國昭内閣が徴兵年齢を拡大し「根こそぎ動員」

レイテ沖海戦で日本海軍が壊滅し南方補給路が断絶（伏見宮博恭王元帥の示唆で「特攻作戦」始動）

トラック島の海軍拠点が陥落、首相兼陸相の東條英機が杉山元から参謀総長職を奪い嶋田繁太郎海相も軍令部総長を兼務

東條英機の意を受けた牟田口廉也が無用無謀のインパール作戦を強行

マリアナ沖海戦敗北・サイパン島陥落で日本の敗戦が決定的となる

伏見宮博恭王の示唆により軍令部で特攻作戦の計画が具体化

小磯國昭内閣（陸軍）発足

鈴木貫太郎が枢密院議長に昇進

米英ソがヤルタ会談（ソ連の対日参戦を秘密合意）

陸海軍統帥部が「本土決戦完遂基本要綱」を決定

東京大空襲はじめ米軍の空爆で全国主要都市が焼け野原と化す

硫黄島陥落で日本軍は本土制空権も完全喪失

沖縄戦が始まる

ソ連が日ソ中立条約廃棄を通告

鈴木貫太郎内閣（海軍）発足

ドイツが連合国に降伏

鈴木貫太郎政府がソ連を仲介とする日米和解工作に動く

連合国がポツダム宣言発表、鈴木貫太郎内閣が「黙殺」

トルーマン米大統領が広島に原子爆弾投下

ソ連が日ソ中立条約を破り満州・樺太・朝鮮へ侵攻

トルーマン米大統領が長崎に原子爆弾投下

日本がポツダム宣言に基づく降伏を通告

玉音放送

マッカーサー連合軍最高司令官が着任し連合軍進駐開始

日本代表の重光葵外相が降伏文書に調印し第二次世界大戦終結、ソ連は満州侵略を止めず北朝鮮まで制圧

GHQが東條英機を逮捕し戦犯狩り始動

連合軍総司令部（GHQ）による間接統治開始（～1952）

鈴木貫太郎が枢密院議長に復職

極東国際軍事裁判（東京裁判）開始（～1948）

鈴木貫太郎が枢密院議長を辞任（枢密院廃止は翌年）

米内光政が死去し（享年68）3日後に鈴木貫太郎が死去（享年80）