「田中 新一」の史実


1914年

第一次世界大戦勃発、世界的物資不足のなか日本は特需景気を満喫

田中 新一(1893年~1976年)
ドイツ・オーストリア・オスマン帝国・ブルガリアからなる中央同盟国と、三国協商を形成するイギリス・フランス・ロシアを中心とする連合国の両陣営が開戦し、史上初の世界大戦に発展した。日本は日英同盟を理由に参戦したが、第一次世界大戦の主戦場はヨーロッパのため直接的な被害は受けず、むしろ西欧諸国が戦争で忙殺される隙を突いて、中国向けの綿織物やアメリカ向けの生糸の輸出を増大させた。これにより、戦前約11億円の債務国だった日本は、1920年には約27億円の債権国となった。さらに、世界的な船不足から日本国内の造船・製鉄業は活気付き、西欧からの輸入もと途絶えたことで重化学工業が大きく発展、大戦景気を享受することとなった。